白日夢

あの頃の

昼の光差し込む

ピンと張ったシーツの

和やかな時間を



たまに
鮮やかに体験する


匂いさえも甦る気がする


あのとき
あの人は幸せだったに
違いないと

確信する


もう

うらんだり
にくんだり

からは
遠いところまで来れた


あの日無理矢理に唱えた

ある人が推奨する
ある言葉


唱えておいて良かった


現実になりつつある



まだまだ研磨は足らないが

デザイン?も稚拙だが

まだまだ不純物は混ざっているが

ある日気づくと
ダイヤモンドの結晶が

私に残るんだよ




何だろうね


お別れした時から


またあの人との間に
何かが始まった


たしかに